About Us

そこに行けば心を豊かにしてくれる空間、

お茶を飲んでいるとつい時間を忘れそうになって、

一人を楽しみたい人もおしゃべりを楽しみたい人も、みんなを楽しみたい人も、

それぞれがそれぞれに過ごすことのできるちょっとした隠れ家が、グラニーズです。

本と手作りと日々の暮らしを愛する女性のために!

2018年2月1日木曜日

ブックカバー

今年は雪がいっぱい降りました。東京だけではありません。積もった雪は凍って足元は危なくて、そんな日々ですからお客様の出足はなかなかです。お天気には勝てません。3000年ぶり噴火の元白根山、予測できなかったのは、自然の動きが人間の知恵を超えているということですよね。世界中の火山の7割が集中している日本で、ここだったら数万年は動きがないから原発の核廃棄物を埋めても大丈夫と学者が言っています、などということを信用できるわけがないのでは?

                             


ブックカバーの注文がありました。最近作るのは四角形のものばかり。中表に縫い、ひっくり返せば出来る単純なものを作るのが楽しいです。ペッたんこバッグとか、コースターとか、おやつマット、ランチョンマット等など。そしてブックカバー。自分が本好きなので注文されるのはうれしいです。でも何故か続けて美智子皇后さまの本のカバーを頼まれました。とても緊張しました。

まず、まどみちおさんの詩を英訳されたご本。絵本です。
布はリネンで織が荒いのですが優しい色合いがとても好きなお気に入りの布でしたので柄をそのまま生かし、糸もワイルドフラワーズコレクションと言うとっておきのぴったりの色で刺繍を加えました。

                            



次の本は、最初は『橋をかける』という題で出版されましたが、今は『バーゼルから』となったのですね。ご自分の子供時代の本との関わりを語られた珠玉のお言葉。昔テレビで直接の語りかけに接する機会がありましたが、今の日本でこのように深い言葉を語られる皇后さまがいらっしゃる幸運に感動を覚えたものです。
                              
                              

                                 








色合いやデザインは良かったのですが、仕立てが今ひとつ。素人芸を出なくて我ながら残念です。

2018年1月20日土曜日

今年もぼちぼちと

9日からグラニーズの2018年が始まりました。カフェもギャラリー展示も、キルトレッスンもグラニーズサロンも、順調なスタートを切りました。ずっとここに来てみたかったのです、という新しいお客様がいらっしゃいますし、常連の方たちも「今年もよろしく」と顔を見せて下さいます。さまざまな例会の集まりもあります。利用して下さるお客さま方たちが心地よいひと時を過ごし、次もまたここでと思って下さるのでしたらうれしいことです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

クレイジーキルト教室としては初級クラスとワークショップをもちました。ワークショップですが、今月はコラージュレッスンで、ちょっと早いのですがヴァレンタインのカードを作りました。針と糸はほとんど使わず、もっぱら道具は両面テープとボンドという工作に近いものでしたが、クレイジーキルトがほとんどコラージュですので、色の組み合わせ、選んだ材料の質感の違いなど、そういうものを楽しむ感性を養うには良い練習だと思います。ワークショップではこれからもいろいろにコラージュ的なものを取り入れてゆきたいと思っています。
                           


                              

 

日本での手芸は発想の自由さよりきちんとした形や針目の間隔など技術的なものを気にしすぎと思います。私は個人的には、表現されている全体の印象やはっとする色の組み合わせなどに魅力を感じてしまうタイプなので、けっこう見た目重視です

手作りはもともと、日々の生活をちょっと楽しくするための自分なりの工夫という実用が目的ですから、いろいろな手仕事の技術や知識を知っていて損はありません。上手とか下手とか考えないで、楽しみたいと思います。

もう前のことですが、昨年12月のワークショップはかぎ針編みのアイリッシュクロシェローズでした。レースではなく毛糸で編みました。色、糸により表情は変わります。

                   
                     

手持ちのさまざまなピンク系残り糸でおくるみを編みました。残り糸ですので同じ糸では足りず、モチーフ中心のアイリッシュローズも3種類の糸を使っているし、縁の臙脂も2種類使っています。グラニー(おばあちゃん)スタイルとしてはそれでも十分満足です。
          
                    

                            

2018年1月2日火曜日

あけましておめでとうございます

                           

年が明けました。今年は平成30年、平成の最後の年ですね。
グラニーズ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。ギャラリーやカフェの形は大体できたと思いますが、サロンの方でまだいろいろやってみたいことはあります。

手仕事関係では、教室ではなく同好会的な手芸カフェ(チャリティグッズ作りも合わせて)、放課後の子供のためのおばあちゃんの家庭科教室とか。
本関係では、英語の本を読む読書会、絵本翻訳サロンとか。
それぞれ月一回位の集まりはどうか、などと妄想だけはいっぱいあります。
もちろん”やりたいこと”と”やれること”は別なのですが。

個人的には『ラークライズ』の後篇、本にする方法を探りたいですし。三部作の第一部は出版されていますが、第二部第三部の翻訳はいまだに訳稿のままで、自分では仕事が終わった実感がないままでいます。未完成の作業半ばの作品を英語圏の人々は UFO(unfinished object) と呼びますが、一つでも二つでも UFO を片付けたいものです。

2017年12月31日日曜日

良いお年を

                            
                             


2017年もあと一日となりました。今年は時間がいつもよりも早く過ぎて行った気がします。光陰矢の如しです。この作品は数年前一年かけて、進んでゆく月と一日の時間をテーマに15センチブロックをを作り、最後に布の本にまとめたのですが、その最終ページ、”12月 24時”という、一年の終わりと一日の終わりを表しています。

2014年にスタートしたグラニーズですが4年を経て、ようやく日々の営業の形が落ち着いてきました。

今年のギャラリーで特筆したいのは、まず窪田弘子さんのネコ刺繍作品展です。本を作る計画にお手伝いすることになったのは一年前の昨年末、私が忙しかったのは4月から5月にかけてでした。7月に本ができてそれに合わせて9月まで作品展。
それが終わって田崎裕子さんのテンペラ画展。田崎さんも作品集とテンペラ画の技法を解説した本を出されたところでした。30年近く前、丸善の画廊で出会って以来、私はずっと彼女の絵のファンで、何点かコレクションしています。野の草花を美しい色で描いた優しい絵は眺めていて飽きません。ほぼ10月いっぱいという普通より長い期間、グラニーズ全館を田崎さんのテンペラ画で飾りました。こういう展示の仕方で一人のの作家さんの世界をカフェの力も借りて、お茶やおしゃべりをしながらゆっくり味わえる空間に作るのも良いなあと思いました。

カフェの方では定番の他に時々提供する、さまざまな本にちなんだ物語ランチが好評でした。

空いた時間にチャリティショップのために作るピンクッションやハートサシェ、コースターやブックカバーなどの小物も気がつくと売れていて、塵も積もれば山となるのたとえどおり、今年も震災孤児を支援しているあしなが基金に18万円の寄付ができました。

クレイジーキルトのレッスン、ワークショップなどの私自身の教室の他にも、グラニーズの場所を使ってフラワーアレンジメントのクラス、プリザーブドフラワー教室なども開かれていますし、読書会、サロン、クラス会などの会場に利用して下さる方、ささやかな図書コーナーから本を借りていって下さる方も増えました。

世の中は不穏で、来年どうなるか心配のたねや気持ちの落ち込む出来事もつきませんが、皆さま良いお正月をお迎え下さい。どうぞまた来年も宜しくお願いいたします。