ブックカバーの注文がありました。最近作るのは四角形のものばかり。中表に縫い、ひっくり返せば出来る単純なものを作るのが楽しいです。ペッたんこバッグとか、コースターとか、おやつマット、ランチョンマット等など。そしてブックカバー。自分が本好きなので注文されるのはうれしいです。でも何故か続けて美智子皇后さまの本のカバーを頼まれました。とても緊張しました。
まず、まどみちおさんの詩を英訳されたご本。絵本です。
布はリネンで織が荒いのですが優しい色合いがとても好きなお気に入りの布でしたので柄をそのまま生かし、糸もワイルドフラワーズコレクションと言うとっておきのぴったりの色で刺繍を加えました。
次の本は、最初は『橋をかける』という題で出版されましたが、今は『バーゼルから』となったのですね。ご自分の子供時代の本との関わりを語られた珠玉のお言葉。昔テレビで直接の語りかけに接する機会がありましたが、今の日本でこのように深い言葉を語られる皇后さまがいらっしゃる幸運に感動を覚えたものです。
色合いやデザインは良かったのですが、仕立てが今ひとつ。素人芸を出なくて我ながら残念です。
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