待ちに待った『キャンドルフォード ― 続ラークライズ』の見本が届きました。とてもきれいな装丁の本です。原稿推敲の段階で繰り返し読んだ自分の文章ですが、本の形になるとページの紙はすべらかで活字もそろっていて、まるで自分が紡いだ文とは思えないほど読みやすく、我ながら素敵な仕上がりだと思います。手触りも良いし重量感もほど良いし、やはり紙の本はいいなあ、と思います。朔北社さんに心から感謝です。しかもカバーには私のクレージーキルトの作品を使って頂きました。帯の言葉もぴったり。
書店に並ぶのは月末になるようですが、平積みして貰えたら絶対売れるだろうと思います。でもどうなるでしょう?
『ラークライズ』では子供だったローラですが、学校を終え、近くの町の郵便局で働き始めます。多感な十代、時代は世紀末の転換期です。