About Us

そこに行けば心を豊かにしてくれる空間、

お茶を飲んでいるとつい時間を忘れそうになって、

一人を楽しみたい人もおしゃべりを楽しみたい人も、みんなを楽しみたい人も、

それぞれがそれぞれに過ごすことのできるちょっとした隠れ家が、グラニーズです。

本と手作りと日々の暮らしを愛する女性のために!

2020年11月18日水曜日

窪田弘子さんの個展がスタート



 

今週月曜日、「クローゼットの猫会議」というタイトルをつけた窪田弘子さんの刺繍作品展が始まりました。刺繍にもクロスステッチ、フランス刺繍、スウェーデン刺繍、日本刺繍etc、いろいろありますが、窪田さんの刺繍はニードルペインティングという、いわば針と糸で絵を描く刺繍ジャンルと言っていいと思います。写実的に絵を描く能力と刺繍の技術の両方が備わっていなければできません。細かな手仕事には機械ではできない忍耐と、対象に向かう観察力の他に、作品に現れる作家の個性が必要です。窪田さんの作品にはその全てが相まって、他の人の追随を許さない魅力的な一つの世界があります。でも実は、こんなに窪田弘子ワールドをこれほどたくさんの作品群として、一つの場所で堪能できる幸運な機会というのはほとんどないことなのです。もしかしたらこれが最初で最後かもしれません。

私から見ると窪田さんにはアーティストである以上に職人魂とでもいうべきものがあるように思えます。職人として技術的にはどこまでも努力と精進を惜しまず、でも作る物についてはそれを望む人に喜んでいただけるようにという他者へのサービス精神(優しさと言っていいですが)が根っこにあるように思うのです。

会期は11月27日金曜日まで、毎日11時から5時半まで、ご覧いただけます。ただコロナウイルスの感染が要注意時期ですので、状況に合わせていろいろお願いが生じることもあると思います。よろしくご協力下さい。

カフェスペースもあります。営業時間や人数の制限もありますので、ご予約をお願いいたします。
               

2020年11月10日火曜日

『クローゼットの猫会議 ― 窪田弘子個展 』

さて、長いことご無沙汰しておりましたが、今年最初にして最後の大きなイベントです。実は昨年から温めていた企画 なのですが、今年は年明け早々、一年間コロナに振り回される羽目になり、当初の9月予定が何とか年内には間に合いまし た。 あの誰もが実際にこの目で見たかった、仕立てられた猫シャツ12枚、バッグ、ポーチ、布箱、額など、全部で30点以上が 展示されます。コロナに気をつけながら、楽しくお過ごし下さい。                                 
展示

2020年5月25日月曜日

グラニーズ再開

先週の5月20日水曜日、いつも第3水曜日午前に開いている、フラワーアレンジメント教室が、自粛明けのグラニーズ再開の初となりました。密を避けつつ7人が集まりました。ただカフェは6月からとなります。そして、まだまだ油断大敵です。週の月・火・水、11時半から2時半までの営業、予約のお客様優先で、店内8人までの受け入れとさせて頂きます。苦しい状況が続きますが、まずは再開を喜びたいと思います。
                  
        

2020年5月6日水曜日

"新しい生活様式"  ―グラニーズの今後の予定

5月4日、いつもの年より早い藤の開花です。

             

この日安倍首相が、今までそれなりの成果はあったけれども、まだ気を緩めることはできないと緊急事態宣言の延長を発表しました。その決定はある程度予測されたことでした。それにしても相変わらず根拠になる具体例、具体策に欠け、言葉でだけ”断腸の思い”とか言われても、実感に即した本気は伝わってきませんでした。

でも”新しい生活様式”という言葉が出て来たとき、バカなことに一瞬私はこの言葉に反応し期待したのでした。なぜかというと、コロナ騒ぎが始まって以来この自粛中、私自身、このパンデミックの後には単に元の生活に戻れば良いという以上に、”新しい生活様式”というか日々の生活への新しい向き合い方が必要なのではないか、と考えていたからです。

コロナウイルスは経済効率と消費だけが肥大してしまった今の社会の弱さを露呈させてしまった気がします。昨年、このブログでグラニーズに関わる方たちが書かれた本を二冊紹介する機会がありました。地元の森林木材を生かし在来工法の技術を伝えていくことを書いた横須賀和江さんの『気仙大工が教える木を楽しむ家づくり』、篠原弘典・半田正樹著『原発のない女川へ―地域循環型の町づくり』です。

そして11月には、南極越冬経験から今の地球環境や気象の問題を考え、豊かな自然資源を生かす生活を南三陸で実践している石井洋子さんの写真展と三度の講演会をしました。今年3月には、岩手県雫石在住の写真家奥山淳志さんによる『庭とエスキース展』で、北海道で自給自足の実践場『庭』を作り、絵を描くことにも情熱を燃やし続けた井上弁造さんを知る機会にも恵まれました。そんな直後のコロナでしたので、経済優先で外からのサービスにほとんどを依存する暮らし方ではなく、自分も自然の一部である自覚を持ち、自分の手や体も使って暮らしを作っていく生活のあり方が、これからの”新しい生活様式”ではないかと考えていたところだったのです。

でも安倍首相のいう新しい生活様式なるものは、要はコロナウイルスに感染しないため今求められている対策でしかなくて、マスクやソーシャルディスタンス、食事は横並びでおしゃべりせず、とかみなが既にやっていることで、今更大げさなタイトルに笑ってしまいます。

緊急事態宣言延長についての感想はそんなこんなですが、肝腎のグラニーズの今後の予定です。カフェはもうしばらくは休業ということにいたします。少し安心して外出できるようになりましたら、まずは定期的に行っていた教室や読書会、集まりなどから再開していくつもりです。