About Us

そこに行けば心を豊かにしてくれる空間、

お茶を飲んでいるとつい時間を忘れそうになって、

一人を楽しみたい人もおしゃべりを楽しみたい人も、みんなを楽しみたい人も、

それぞれがそれぞれに過ごすことのできるちょっとした隠れ家が、グラニーズです。

本と手作りと日々の暮らしを愛する女性のために!

2017年4月20日木曜日

素敵な本

グラニーズ店内の写真を撮る時、飾っているのはどれも私の大好きな絵なのですが、何故か死角になって写らないものがあります。それほど大きな絵ではありません。田崎裕子さんという方のテンペラ画で25cmx30cmというところ?
                         



額も作品の内で作家さんの手作りです。右の角が欠けていることにお気づきでしょうか?あの6年前の震災のとき落下して傷がついたのです。                              


今日素敵な本が届きました。
この間のアピエといい、今年は本づいているのかなあ、と思います。(実はもうすぐ出るはずの、私がお手伝いしている本もあります。出ないのは私の『ラークライズ』続編だけ?!)

                  

昔、30年近くも前、まだ若かった頃、仙台の丸善の画廊でどうしても欲しくて絵を買いました。書店に行ったときに奥の画廊で開かれていた展示会をたまたま覗いたのだったか、野の花の絵画展というようなタイトルに引かれて行ったのだったか、記憶がないのですが、展示されていた絵に魅かれて、でもそのときは決められなくて翌日もう一度行き、是非にと求めました。そのときそこにいらした真っ白なシャツブラウスの田崎裕子さんという作家さんとおずおずと言葉を交わしました。同年齢でした。

以来、仙台での個展はなかったような気がしますが、個展の案内を頂いて都合が合えば東京や山形の展覧会に何度か行きました。毎年年賀状も届きます。今私の手元には彼女の作品が三点あります。いつかグラニーズで展示会ができたらなあ、というのが夢です。


2017年4月13日木曜日

APIED アピエ

3月下旬、東京に住む高校時代の友人がグラニーズを訪れました。二人きりでゆっくりおしゃべりしていると、気持ちは一気に十代の頃に戻ってしまいます。1年と3年で同じクラスでした。大学は違いましたが東京に出て、それぞれに入った大学で同じ高校からの友人もいないまま、新しい環境に大きなカルチャーショックを経験しました。仙台は東北では大きな都会でしたが首都はまったくレベルが違い、戸惑いや迷いの中で自分の立ち位置が不安定で、苦しい気持ちを吐き出したくて折りにつけ会い、雑司ケ谷の漱石のお墓を見に行ったりしました。

でも人生、それぞれに乗り越えて来ました。50年、半世紀です。

彼女がこんな文芸誌を持ってきてくれました。装丁にも内容にも作った人のこだわりとセンスを感じます。いいなあ、こういう人とつながってるなんて、と思いました。彼女も時々文章を書いているようです。そしたら、何と、彼女の紹介でグラニーズにその文芸誌を置かせて頂けることになったのです。

                          






                            


APIED という京都大原で古民家カフェをなさっている方の出している文芸誌です。オーナーが個人的に選んでいらっしゃるらしいテーマがまず魅力です。一般受けを狙っていないところに、”この人は何者!?”と興味をそそられます。

HPを見ますと、あのベネシアさんも立ち寄るカフェなのですね。
こんな文芸誌を置かせて頂いて、グラニーズの格が上がった感じです!!

2017年4月5日水曜日

春仕様

4月になりました。グラニーズも春仕様です。
                                     

                                





2017年3月24日金曜日

春休み

北国もようやく春の気配です。風はまだまだ冷たくて寒さも居残っていますが、光があふれて来ました。グラニーズ、3月最終週は、スタッフそれぞれ新しい年度の準備もあり、春休みにしました。




 






2017年3月13日月曜日

6年目の3.11

今年の3.11も日差しは春めいてきたのに雪の散らつく寒い一日でした。14:46に黙祷、開演の”3.11祈りのコンサート”に行ってきました。曲目はモーツアルトの「レクイエム」。
ホールは満席でした。
                                

たまたま先月の最後の週末、南三陸に行きました。海は穏やかで眺望は美しく水平線に朝日の上るのを見ました。語り部バスに乗って、避難所になっていた小学校の生徒たちが近くの高台に避難し、さらにわずかに高い隣の神社に逃げて助かり(水は鳥居まで来たそうです)、一晩卒業式のために練習していた歌を歌って、避難した人々と寒い夜を明かした話を聞きました。そのときの小学生たちが今は大学生になり、テレビの全国ニュースで故郷への思いを語っているのを見ました。

自分の身に起きたわけではない出来事についての人の記憶は薄れていきます。風化させない大切さを誰もが思いつつ、経験した人の必死な訴えもいつしか耳を素通りしてゆきます。原発がいつのまにか再稼働の方向に進んでいることに疑問を感じない人が増えてゆきます。私たちが遠くへ思いを馳せることができるとしたら、自分がそこにいたのだったらという想像力しかないのではないでしょうか?予想を超えた地震と津波と原発事故のトリプルの悲劇に見舞われた東北。そこにいなかったのはたまたま、日常を断ち切られずにすんだのはたまたまの幸運です。日本という地震列島に住んでいたら、どこにいても明日は我が身なのだと思います。
                          





2017年3月8日水曜日

3月のワークショップ— タッセル

クレイジーキルトは何でもありの手芸で決まりがありませんが基本はあります。そしてこういうやり方の方がきれいで楽とか、知っていたらより楽しくなる手仕事の技術はあります。月一度開いているワークショップはそのための時間です。素人芸を出ない手芸技術ですからそれぞれのプロの方から見たら噴飯ものだと思いますが、暮らしを楽しむために知っていたら得する+αのようなものです。

今月はタッセルを作りました。要は糸の束をくくって紐で下げるだけのものなのですが、房と紐のつなぎ部分にヴァリエーションがあります。鉛筆一本でコードを作り、手に糸を巻いて房を作り、特別な道具がなくても 材料と針と糸とはさみがあればできるというのがグラニー(おばあちゃん)流です。

                               




2017年3月7日火曜日

ランチョンマット

ある友人から頼まれてランチョンマットを8枚作りました。4種類それぞれを2枚ずつです。ピンクッションに次ぐ注文です。
                               

 
                                                                                  
 

 
 
店内の小さなショップに並べておくだけでなく、注文を受けて作るのもあり、かもしれません。問題は時間でしょうか。

2017年2月27日月曜日

ムーミンランチ ―― ヤンソンさんの誘惑

さて久々の物語ランチです。

メインの料理は”ヤンソンの誘惑”ですが、このヤンソンさんはトーベ・ヤンソンではありません。昔ヤンソンさんという敬虔な修道僧がいました。神さまに仕える身で厳しく菜食主義を守っていました。ところがある日供されたこのお料理があまりにおいしそうだったので、つい誘惑に負けてしまったことからこの名前がついたとか。

言ってしまえばアンチョビの入った生クリームたっぷりのポテトグラタンです。冬の北欧のいかにも体がほんわりとあたたまりそうなお料理です。クリスマスに作られることも多いとか。最後に熱々のココアで、まだ寒い一日、春の訪れを待ちましょう。

                              

2017年2月24日金曜日

もうすぐ春ですね

今月のフラワーアレンジメントです。5人参加でした。日差しは春ですが風が冷たいです。皆様、体調管理をしっかりと!



2017年2月16日木曜日

2月の物語ランチはムーミンです

カフェギャラリーが看板なのにカフェについて触れることが少なかったようです。でもカフェはカフェで頑張っています。星いくつの評価にはほど遠いかもしれませんが、シェフならぬシュフ(主婦)のつくる普通の家庭の味がグラニーズの売りです。ランチで人気はケークサレ、キッシュ、キノコパスタ、ドライカレーなど。軽食だとスコーン、バナナケーキ、パンケーキなどなど。お茶やコーヒーにつけるクッキーも手作りです。

楽しいことをたくさんしたいので昨年から”物語ランチ”を始めました。ローリーポーリーとか、穴の中のガマガエルとか、アップルタンジーとか、本を読んでいるとどういう料理だろうと思うメニューが登場します。いろいろな本にちなんだ料理本がいつのまにか増えましたので、遊び心で作ってみることにしました。今までにピーター・ラビット、秘密の花園、ラークライズなどのランチをしました。シャーロック・ホームズやジェーン・オースティンをテーマにした料理本、バージニア・ウルフとバネッサ・ベルの家の料理人だった女性のレシピ本など、タネはつきません。ジェーン・エアの孤児院ランチは簡単そうですがさすがにお金は頂けないでしょうね。

今回のテーマはムーミンで、メーンディッシュは『ヤンソンさんの誘惑』。
きゅうりのピクルス、パンに手作りジャム、食後の飲み物は甘いココアがつきます。

新しいメニューのときはいつもスタッフと試作試食を重ねます。2月28日、3月1日、3月3日の三日間、各日5食限定です。ご希望の方はご予約下さい。

                          


2017年2月10日金曜日

カサンドラの城

昔、私の翻訳をいろいろ助けてくれていたイギリスの友人が、『カサンドラの城』がミュージカルになって上演されるとメールで知らせてくれました。このブログの右欄に私の訳した本の写真を載せていますので本に興味のある方はそこからアマゾンにリンクしてみて下さい。

本国イギリスでは版が途切れることなく祖母から母へ、その娘へと長く読み続けられている人気の本です。『赤毛のアン』や『足長おじさん』がお好きな方へは絶対におすすめです。

ところで昨年の教室展のとき、この『カサンドラの城』の布本も作りました。クレイジーキルトというよりもヴィンテージのポスターとリバティプリントを使ったコラージュ風の作品です。それぞれの頁の裏に小説の場面のセリフや引用があります。全部で8ページです。

                              













2017年2月7日火曜日

お雛さまと震災支援キルト

立春も過ぎました。今日は雪が強い風に舞う寒い一日でしたが、ギャラリーを模様替えしました。
               




 東日本大震災から6年です。あのとき海外のクレイジーキルターの人たちが、Hearts and Hands for Sendai というプロジェクトを立ち上げ、何かに役立てて欲しいとクレイジーキルトの作品を送ってくれました。このグラニーズでそれらを展示・販売し、その収益もあしなが基金に寄付してきました。

大きな壁かけで届いたものがほとんどでしたが、そのままではなかなか売れませんでしたので、写真でごらんのように解いてもとの小さなブロックに戻したものを小物に作り直したり、小さな壁かけにしたりしたものもあります。

海外の方が抱いている日本のイメージがそれぞれ作品に反映されていて、けっこう強い色彩も多いのですが、不思議とお雛様と並べると引き立つのです。

                              



2017年1月31日火曜日

チャリティのピンクッション

東北大震災から6年目になります。私たちは震災後、手元の材料を使って小物を作って細々と販売、その売り上げはあしなが育英会が仙台に震災孤児支援のために作ったレインボーハウスに寄付を続けて来ました。ちりも積もれば山となるで、昨年一年の寄付は177,413円でした。(ちなみに一昨年は202,000円、その前は94,620円でした。)お友達へのちょっとしたプレゼント用にと買って下さる方が多いようで、いつも心から感謝です。

そんなふうに昨年末、お仕事を辞めるので同僚の方たちにちょっとしたものを、ということで友人から注文を受けました。彼女曰く、男性だってボタン位つけることもあるでしょう、家庭科共習の時代なんだから、女性へのプレゼントにしたっていいんだし、とあげる同僚の性別を問わずピンクッションで良いというので、せっせと作った結果がこうなりました。

                            

今回はクレイジーキルトではありませんが、ステッチも入っているしビーズもついているし、ビンテージのボタンを使ったものもあるし、裏側の布も可愛いのでどちらを使ってもいいし、配色を合わせたタッセルまでついていますし、けっこう盛り沢山に手がかかっています。

                            


他にチャリティ用にどんなものを作っているかは、追々、ご紹介してゆこうと思います。

2017年1月27日金曜日

沖縄の新聞が読めるカフェ

昨日今年初めてのグラニーズの会がありました。

グラニーというのは英語で”おばあちゃん”の意味です。ズをつけたのは”~の家”のつもりで、母の古家があったところなので店の名前にしました。一方でここでいつも集まっているグラニーズの会というのがあります。こちらのズは厳密に言ったら複数形の”ズ”かな、という感じです。正式名称、安倍政治を許さないグラニーズの会、つまり安倍首相になってからの状況に不安を感じて、次世代孫世代のために少し勉強しようという、ばあちゃんズの会というわけです。大体月に一度の勉強会を開いています。会員の誰かの問題提起をもとにおしゃべりしたり、時には外から講師をお呼びすることもあります。

で、昨日は昨年12月の沖縄の新聞を手分けして読み、感想を述べ合い、持ち帰って記事のスクラップを切り抜いてくることになりました。

昨年、元NHK記者だった方のお話を聞いてメディアについて考える機会がありました。その後新聞を読み比べてみようということになり、普段読まない新聞はコンビニで買い、10日位、テーマを沖縄に絞り、それぞれ何紙かを分担し合って持ち寄ってみたら、何とショックなことにどの新聞にも沖縄についてはほとんど記事がありませんでした。そんなことがあって、沖縄の新聞をしばらく購読してみることにしたのです。

昨年12月、沖縄では大きなことが相次ぎました。オスプレイの墜落はさすがに全国紙でも連日取り上げられ、その危険は皆が知るところとなりました。でもたとえば12月14日の沖縄タイムズですが、沖縄と本土の人々の間の温度差は明らかです。この見出し、紙面を埋める記事の量!! これでもこの日のオスプレイ関連記事全部ではないのです。

                           





もうしばらく沖縄の新聞の購読を続けようと考えています。読みたい方、カフェにどうぞ!そして”ばあちゃんズの会”にどうぞ!

2017年1月26日木曜日

ヴァレンタインの花束

毎月最後の水曜日午前中はフラワーアレンジメントの教室です。グラニーズオープンの年から開いています。始まったきっかけは、こういうお店をするのだからお花を素敵に飾るコツを知っていたなら楽しいだろうと、何の心得もない私やスタッフが習いたいと思って出張レッスンをお願いしたのですが、外の方やそのとき限りの参加者も大歓迎です。ただ準備の都合上、前日までに申し込んでいただくことにしています。このクラスにはプロを目指して資格を取りたいという目的はありませんので、(そういう方は先生のお店のお教室にどうぞ)、純粋にお楽しみです。

今回はもうすぐ2月ですので、ヴァレンタインデーのために、明るいブーケを作りました。
                             


みどりやフローリストというお花屋さんのオーナーの女性(実は私とは高校同期の友人)が先生で、とにかく選んで下さるお花の取り合わせが素敵なのです。しかも下手な私たちが生けたものでも、最後に先生がちょっと手を加えると、まるで魔法の杖を一振りしたように動きが加わりバランスが良くなり、”わー、きれい!わー、素敵!”と、いつもそれぞれに大満足な仕上がりになるのがうれしい幸せな時間です。