About Us

そこに行けば心を豊かにしてくれる空間、

お茶を飲んでいるとつい時間を忘れそうになって、

一人を楽しみたい人もおしゃべりを楽しみたい人も、みんなを楽しみたい人も、

それぞれがそれぞれに過ごすことのできるちょっとした隠れ家が、グラニーズです。

本と手作りと日々の暮らしを愛する女性のために!

2017年7月31日月曜日

八月 

明日から八月です。今年が半分以上終わってしまいました。
前に布接ぎをしていたいかにも夏の感じの小さな素ブロックを見つけたので、久しぶりに賑やかに飾りました。


”Summer Garden" です。

2017年7月21日金曜日

ねこ刺繍の本

メディアにはまだ全然宣伝もしていないのですが、今週たまたまグラニーズにいらしたお客様は、ギャラリーの展示を見て、えー、これ、あのテレビでやっていたねこ刺繍の実際の作品なんですか?!と幸運に目を輝かして下さいます。

Hiroko さんと相談したのですが、この広い日本でただ一か所、本の販売を著者から許可していただいている店として、欲しい方は直接お店に来て買って下さいというのも遠くの方にはあまりにハードルが高すぎるかもしれませんので、このブログのコメント欄からのお申込みに限り、通販にもお応えしようと思います。ブログへのコメントは公開の前にチェックされますので、個人情報が外にでることはありません。メールアドレス、お名前をお知らせ頂ければ、こちらからご連絡を差し上げます。

アメリカでの有名な刺繍サイトでこの本が大絶賛のレビューを頂きました。スタッフの一員として私もうれしくてたまりません。作業をしているときは大変なことも山ほどでしたが、今はそんなことも吹き飛びました。Hiroko さん、本当によかったですね!!

2017年7月18日火曜日

ねこ刺繍展

暑い日が続きますが、この連休、”ねこ刺繍展” の準備が終わり、無事今日からギャラリーでの展示を始めることができました。素人写真ですので額縁のガラスに光が反射するのをうまく処理できなくてきれいにお見せできないのが残念です。是非ぜひ、ギャラリーにいらして実際に作品を見て頂きたいと思います。
                              







作品につけたキャプションはねこ刺繍本、”EMBROIDERED CATS" の英文の日本語訳からの抜粋です。数行しかつけられませんでしたが、 Hiroko 刺繍の奥深さが垣間見えると思います。本にはぎっしり、ねこ刺繍のノウハウが詰まっています。英語を丹念に読み込めば、「なるほど」と思える創作への理解の深まる言葉があふれていますし、英語を読むのはちょっとしんどい方でも、一つの作品が徐々に出来上がってゆく様子が高速写真のように一コマ一コマ連続していて、どの糸でどういう風にステッチが加わっていくのかを追いかけていくことができますから、写真をみるだけでも楽しくなります。そしてその気になれば、誰でも”ねこ刺繍”に挑戦可能なくらい、Hiroko さんは惜しげもなく自分の刺繍技術の秘密をさらけ出してくれています。

そしてまるで猫の写真集のように、Hiroko さんのこれまで刺したねこ刺繍の数々に会うこともできます。刺繍がお好きな方にも猫がお好きな方にも貴重な本だと思います。

企画展としてのこの作品展は9月末までの予定です。

2017年7月12日水曜日

ワークショップ

グラニーズではクレイジーキルトの教室を開いています。私は、パッチワークや編み物を含め手芸の教室にはほとんど通った経験がありません。しかしどうしてもやりたかったクレイジーキルトに刺繍は必須でしたので、阿倍恵美子先生が仙台にいらしたとき2年間お世話になりました。ほとんどおしゃべりや本を見ることに時間を費やして、作品らしい作品も仕上げないままダメ生徒で終わりましたが、唯一の教室体験には良い思い出がいっぱいです。

ところでクレイジーキルトには手芸のさまざまなテクニックを知っていることがとても便利なのです。極める必要はなく、いろんなことを広く浅くちょっと知っていてそれを使うことがクレイジーキルトの作品に奥行きを与えてくれます。いろんなことを知っていればちょっとした工夫で生活も楽しくなります。そんなわけでグラニーズでは毎月第一月曜日はワークショップとして、さまざまな手芸テクニックを楽しむ日にしています。(ただ原則として参加は、クレイジーキルト教室メンバーに限っています。)

今年に入ってからは、タッセル作り、扇型のブロック、レース染め、ピンクッション、ドーセットボタン、ペーズリーのモチーフ刺繍というようなことをみんなで楽しんできました。昨年までさかのぼるとビーズ刺しゅう、リボンワーク、クモの巣のモチーフ刺繍、カボション、ピンビーディング、鉤針編みのコサージュetc です。今月は小さなコラージュと言ったらいいのか、こんなことをしました。

                           









編み糸、布、レース、ボタン、ビーズ等など、半端に残ったものを集めて作ります。一つずつブローチやタグにしてバッグにつけてもいいし、こんなふうにつないで壁に飾ってもいいですし、使い方はお好きにどうぞ。下の写真はクラスのEさんの作品です。

                              

2017年7月6日木曜日

フリッカー友だち、ヒロコ さん

先回、チャリティ作品を紹介したとき、、私のフリッカーのアルバムにご案内しました。フリッカー(Flickr) はおそらく 今人気のインスタグラムと同じようなものなのですが、インスタグラムほどに日本では一般的になっていません(と思います)。アカウントを作るのに英語しか使えないのがネックなのではと思います。私は昔、クレイジーキルトを始めたとき、海外のグループやオンラインのクラスに参加するのに、作品をネット上で共有する場所としてFlickrとBloggerがどうしても必要で、苦労してページを作りました。そのため今もそれしか使えないでいます。
 
ですから、フリッカーで hiroko という名の日本の人を見つけたときのうれしかった記憶は今も鮮やかです。私はその人の写実的な、しかし暖かな感じのする刺繍がとても好きになり、しかも日本の人に出会った嬉しさですぐにメールを送りました。以来、お付き合いは10年になります。私は彼女がまだいろいろ刺していた頃の素晴らしい作品、龍の巾着を宝物にしています。震災のときにも暖かなメールが届き、励まされました。そんな hiroko さんがいつのまにか、今ではねこ刺繍のシャツで一気に世界にその名を轟かしています。
 
ヒロコさんは刺繍を習ったことはないのだと言いますから驚きです。でも、だからなのか、刺すものにも刺し方にも形にとらわれない自由さがあります。天性の才能、ナチュラルなのだと思います。
ブログに綴られる言葉も天衣無縫のヒロコ節で、人への好奇心や気配りが伝わってきます。

そんなヒロコさんが海外の人向けに本を作ることを決めました。その仕事をお手伝いする末席に連なる機会を与えられたのは昨年の11月、しかもこのグラニーズにその彼女の刺繍作品を飾り、本を売るお許しまで頂いたのです。私にとっては5月が最高に忙しかったです。そしてようやく本が出来上がりました。

まずは彼女の作品アルバムです。
そしてこのグラニーズで本を売るお墨付きをブログに書いて下さいました。

刺繍の展示、本の販売にはもう少し準備の時間がかかりますが、皆さま、楽しみに待っていて下さいね。